ハイクラッシュ

株式会社JSOLが開発したHYCRASHは、プレス成形をより迅速かつ容易に衝撃解析に組み込むことを可能にします。


プロセス

従来、プレス成形の影響を衝撃解析に加えるには、各部品に対 して完全な成形解析を実施する必要がありました。これには多大な時間がかかり、以下のような多くの困難が伴います:

  • 金型とブランクのかみ合わせにCADデータが必要
  • 成形プロセスをモデル化するには、詳細な材料データが必要である。
  • 成形解析で使用されるより細かいメッシュから、衝突解析で使用されるより粗いメッシュに結果をマッピングする必要がある。

HYCRASHは、インバースソルバーを使用して、最終形状のみに基づいて部品の塑性ひずみと厚みを計算します。ダイやブランクに関するデータは必要ありません。このアプローチでは、成形効果の合理的な近似値をはるかに短い時間で得ることができ、開発作業での使用により実用的であることがわかります。

前処理

HYCRASH is integrated into Oasys PRIMER using JavaScript. The user only needs to open the model in PRIMER, run the JavaScript and select the relevant parts. The script will then run HYCRASH for each of the parts selected and merge the results back into the main model.

LS-DYNAの入力データ

シェルの厚さ (*ELEMENT_SHELL_THICKNESS)

塑性ひずみ (*INITIAL_STRESS_SHELL)

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FATやLSTCが製作した様々なダミーモデルだけでなく、その他のソフトウェア製品も販売しています。また、Cellbond社とのコラボレーションにより、バリアモデルや歩行者インパクターモデルも開発しています。